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建築事業者の皆様へ

Q&A
材料特性や、設計技術データー等の詳細については「モイス・カタログ」「モイス・施工マニュアル」も御参照ください。
Q&A
モイスって何?
モイスはどのようにして製造するんですか?
モイスはどんな特徴がありますか?
調湿建材とはどんなものですか?
モイスは他の調湿建材とはどこが違いますか?
モイスはどのようにして表面パターンをつけていますか?
モイスは変色しませんか?
汚れたらどうするの?
あまった材料はどのように処分すればよいのですか?
バーミキュライトはどんな鉱物ですか?
モイスは石膏ボード&クロス貼りに比べて価格が高いようですが、モイスを使うメリットはどこにありますか?
MOISSの材料+工事費(材工上代m2価格)はどのくらいかかるのですか?
モイスって何?
 モイスは、古来からの天然の素材「土壁・木」の自然力を手本として開発された新しい建築資材です。モイスはオールドセラミッククスの基材に天然の鉱物(バーミキュライト)を加え構成されています。モイスは、セラミックでありながら木材のように粘り強く、湿度の調整や消臭効果にすぐれた土壁の機能を併せ持った建材です。
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モイスはどのようにして製造されますか?
 モイスは、ケイ酸質、石灰質材料、補強繊維、バーミキュライトを主成分としています。これらの材料を抄造方式(製紙の製造方法)で形成し、オートクレーブ養生をします。これにより寸法安定性や加工性、断熱性に優れた軽量な不燃材が出来上がります。
(製造フローにリンク)モイスの主原料である石灰質材料はスサ等と混ぜ合わせ、漆喰(しっくい)に使用されています。モイスもおなじ性能をもっています。漆喰は湿度の調整にすぐれ、カビがつきにくく、防火性が高いため古くから城や土蔵に使用されてきました。
MOISS(モイス)の構成概要
モイス製造工程について詳しくはこちら
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モイスはどんな特徴がありますか?

モイスは、居住者の健康と安全のために開発されたボードです。大きな特長として、調湿性、ビスの高い保持能力、優れた加工性、曲げ性能、TVOCの吸着・無害化、資源循環型建材が挙げられます。
(1) 調湿性・抗かび性
モイスはアルカリ質で調湿性があるため、アトピーや喘息の原因となるカビやダニの発生を抑制します

(2) ビスの高い保持力
従来の内装ボードにはないビスの保持能力、耐力とタフネスが無接着材工法を可能にし、施工段階で接着材を使用する必要はありません。また、間接照明や絵画を壁に取り付ける時も下地の補強が必要ありません。

(3) 優れた加工性・曲げ性能
モイスはバーミキュライトの効果により、セラミックでありながら粘り強さがあるため木材のような加工性を有し、現場でも簡単に加工できます。
また、現在の住宅はインテリアだけでなく、内装にも様々なデザインが要求されています。室内に曲面のデザインが必要な場合でも、モイスは曲げ加工を簡単にすることが出来ます。

(4) 有害物質(ホルムアルデヒド)の吸着・固定化
モイスは無機材料で構成されているため、材料自体から有害物質を発生することはありません。また、他の建材や家具等から出る有害物質(ホルムアルデヒド)を吸着・固定化します。更に2003年施行された改正建築基準法で規制を受けた「ホルムアルデヒト」をバーミキュライトが触媒として作用してCO2とH2Oに分解し無害化する事は筑波の研究施設で確認しています。


(5) 資源循環型の機能建材
現場で余ったモイスの端材を粉砕すれば、ケイ酸肥料として使用できます。
軽量気泡コンクリート粉末肥料(生第86414号)登録証はこちらPDF(90KB)

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調湿建材とはどんなものですか?
まず、調湿性について説明します。調湿性とは、室内の相対湿度が高いと湿気を吸湿し、相対湿度が低くなると放湿して、一定の湿度を保つ性質のことです。人間の感覚では、気温20〜25度、湿度は40%〜60%位が快適域とされています。そもそも、従来の住宅は隙間風が吹き込み気密性の低かったことと無垢材など吸放出性能のある建材が大量に使用されていたため、結露が起こりませんでした。現在の住宅は、高気密、高断熱の住宅が主流になったこととエアコンの発達により、室内の温度はある程度コントロールが可能となりました。しかし、住宅の気密性が高まり、吸放出性のない新建材が主流となったため、湿度が室内に停滞してサッシや壁内等が結露してしまうという新たな問題が発生しました。結露の問題を解決するために、気密性のない家を造ることは熱効率、省エネの観点からも不可能なので、調湿建材の吸放出性を利用して室内の湿度を調整しようと考えました。調湿性建材を使用する目的として、高湿時に湿気を吸収し結露の発生をおさえるとともに、不快指数を減らします。乾燥時には湿気を放散し、乾燥による風邪等の健康への影響を抑えます。
適湿化能力試験データはこちら
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モイスと他の調湿建材とはどこが違いますか?
現在市販されているものとして珪藻土や漆喰のような塗壁、タイル系の調湿建材、ボード系の調湿建材があります。その中で塗り壁や、タイル系調湿建材単体では壁として自立しないため下地材と併用しなければなりません。また、ボード系の調湿建材はボード自体に意匠性が無いため、透湿クロス等と併用しなくてはなりません。複合されると、透湿率のアンバランスが生じ露点が発生するため、結露しやすくなります。また、現在、販売されている調湿材は材料費、工事費ともに高価なうえ、下地の施工手間が別途必要なため、トータルコストとしてかなり割高なものとなります。モイスは「一切の複合を行わない」つまり下地材と仕上げ材を一枚で仕上げるというコンセプトで開発されています。それはつまり、一枚で仕上げることによって、調湿率のアンバランスが生まれず、結露の発生を抑えます。また、接着材を使用しない工法が可能なため、施工段階で TVOCを発生させません。施工手間も一工程で終了させることができます。
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モイスはどのようにして表面パターンをつけていますか?
モイスは製造段階で、天然鉱物バーミキュライトを混ぜて自然な意匠性を出していますので、切断したり、削ったりしても小口にモイスの意匠がそのまま現れます。
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モイスは変色しませんか?
モイスは無機材料で構成しているため、経年劣化や変色はほとんどありません。ただし吸放出する建材のため、たばこのヤニ等の汚れはつきますので、汚れた場合は、中性洗剤を使って雑巾拭きすれば奇麗に落とすことができます。詳しい方法はモイス施工マニュアルを参照下さい。
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汚れたらどうするの?
 モイスには素地品とクリア塗装品の2種類があります。素地品が汚れた場合は、サンドペーパーを使用して表面を研磨して下さい。クリア塗装品は、モイスの上に撥水性の塗料をほどこしたもので、コーヒーや醤油をこぼした場合に雑巾で拭き取れます。ただし、長時間放置しておくと汚れは落ちなくなりますので、素地品と同様に表面を研磨した後、タッチアップ用のクリア塗装を塗ってください。
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あまった材料はどのように処分すればよいですか?
産廃処理をする場合は、瓦礫、ガラス類と同様に安定型産廃として処理できます。活性炭のように調湿や消臭効果があるので余った端材を小さくカットして押入れや下駄箱、冷蔵庫にいれておけば、調湿材や消臭材としても活用できます。しばらく使って消臭効果が薄れてきても、天日干しをすると効果が蘇ります。
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バーミキュライトはどんな鉱物ですか?
日本名では蛭石(ヒルイシ)と呼ばれており、熱であぶると蛭のように膨くらむことからこの名前がつけられています。加熱処理すると膨らむので、軽量骨材や自動車のブレーキパットに使用されています。他に土中の水分や肥料の保持剤として園芸用の土に使用されています。ゴルフ場のグリーンが一年中緑を維持しているのは、バーミキュライトの効果があるためです。
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モイスは石膏ボード&クロス貼りに比べて価格が高いようですが、モイスを使うメリットはどこにありますか?
 モイスは無機材料ですのでシックハウスの原因とされるいかなる有機化合物を一切含んでいません。また調湿機能を備えているので結露を抑え、カビの繁殖を抑制する素材ですのでシックハウスと無関係な住まいつくりができます。
厚生労働省ではシックハウスの原因とされるホルムアルデヒドをはじめ13物質の室内空気濃度の指針値を示しています。国土交通省の改正建築基準法は@既に使用が自粛されているクロルピリホスの使用禁止A建材から放散するホルムアルデヒドの量による等級付けと使用制限B24時間換気の設置義務、というものですが、ホルムアルデヒドの含有量をいかに少なくしても現実には猛暑の時期などに指針値以上のホルムアルデヒドが検出されるケースやホルムアルデヒド以外のトルエンやキシレン等による被害が発生するケースがあります。
今後早急にトルエンやキシレンなども規制対象になることが望まれますが、根本的なシックハウス対策を行うには、ホルムアルデヒド等有機化合物が一切含まれていない建材を使用することを原則としない限りありえません。
加えて現在は地球環境を考えると建材の廃棄処理についても考慮しなければならない時代です。モイスは工事現場で余った場合には安定型産業廃棄物として処理することが出来ます。また粉砕すれば植物の肥料等として再利用も可能な土に還ることができる素材です。
モイスは、健康で快適な、そして、より安心な住まいつくりが実現できるばかりでなく、地球環境をも配慮した建築素材です。
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MOISSの材料+工事費(材工上代m2価格)はどのくらいかかるのですか?
従来工法(石膏ボード+ビニルクロス貼)ではおおよそ3500円、塗装(下地は石膏ボード)では7500円程度です。
MOISS(厚9.5クリア、木胴縁)は8500円程度。機能性と住宅のライフのなかで選択ください。
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